昨夜はリバティベルでの演奏。幸い、予報が外れ、雪が降らずに助かりました。
しかし、日中でも気温が上がらず、笹塚の路地や歩道にはまだ雪が残っています。
そのような中、多くの方にご来場いただきました。心より感謝申し上げます!
尚、次回のリバティベルでのWalkin' Backは、4月29日(祝火)になりました。
こちらも、よろしくお願い申し上げます。
それにしても度重なる週末の大雪、東京の各ライブハウスは、二週連続で大苦戦
だったと思う。何せ、電車が止まり道路もダメときては、出演者も、お客さんも、
もちろんお店のかたも身動きが取れない。まったく上がったりだ。
我が家から見える有料駐車場には、まだ雪が残っている。時間貸しのスペースは
二階にあるのだが、そこまで上る鉄製のアプローチが、ここ二週間凍結したままで
もちろん閉鎖。商売は上がったりだ。
ところで、普段よく使うこの「上がったり」という言葉。意味としては、商売など
が上手くいかなくなることを表すのだが、どうして、そう言うのだろう?
そこで、言語由来辞典を見てみた。
動詞「あがる(上がる)」の連用形に、完了の助動詞「たり」が付いた語で、
江戸時代後期から用例が見られる・・・
そうか、勝負が付いた状態のことを「上がる」と言うのか。雨が上がるという言葉が
そうだ。一丁上がり!もそうだろう。つまり「終わる」という意味だ。そういえば、
子供の頃遊んだすごろくのゴールにも「あがり」と書いてあった。
「たり」は、「打ちとったり」とかで使う完了の意味だから、「上がったり」とは
「終わってしまった」ということだ。ということは、自分が、自分自身の事柄に
「上がったりだ」と使うのは良いが、相手に対してこの言葉を使うのは、あまり
良くないのかも・・・
そうですか、それじゃあなたは上がったりですね?と相槌を打つことは、
あなたは終わってしまいましたね、厳密に言うとそういう意味になるようだ。
ということは、この記事の前半で、私が使った「上がったり」は、自分自身の
ことを表しているのではないから、良くない例えとなる。
失礼いたしました。お詫びして訂正いたします。まったく日本語は難しい・・・
「Cry, Cry, Cry」
若かりし頃のコニー・スミスです。
1967年にチャート入りしました。
2014.2.20