<県民性>のサイトあったので、何気なく<千葉県民>を見た。
【明るく好奇心が強いが、熱しやすく冷めやすい。よい人間関係の中では
実力以上の働きをするが、飽きっぽい面もある。南京豆と潮干狩りの国。
モラルに無頓着。マナーが悪い。埼玉と同類の扱いを何より嫌う】
南京豆と潮干狩りは可笑しい。しかし、そんなに埼玉が嫌いなのか?
そのことをパッツィー言うと、彼女すかさず「こっちこそ!」
東京生まれの彼女も、今やすっかり埼玉県人になった。
そこで<埼玉県民>を見る。【穏やかで実直だが、控えめなので地味になり
がち・・・東京と隣り合う悲劇。東京都民の夢がかなわず、嫌々埼玉県人。
もとは農民だからまじめで保守的。海も川もないから心が癒されない】
するとパッツィー、今度は「私は本当は東京人」と豹変。そこで<東京都民>
を見るが、この説明がまた長い。考えてみれば出身地ゴッタ煮の町。ザックリ
と一つにくくれないのも東京都民の特徴かもしれない。
【明治に入って薩摩と長州、土佐などの武士が新しい東京の支配者として登場
してから、「山の手」と「下町」という対立軸が生じた。もともと「山の手
(武士の住むところ)」と「下町(町人の住むところ)」は江戸時代からあった
が、明治時代以降、「山の手は官吏」「下町は商人と職人」の町となった。
こういった背景をもとに、下町育ちの人たちは、江戸伝来の義理人情を重んじ、
きっぷもよくて勇み肌。一方、山の手の人たちは、そういったものを嫌い、
合理主義的、個人主義的傾向が強くてエリート意識を伴う。
また、北関東は、方言学では「関東無敬語地帯」と呼ばれ、敬語が未発達な
地域と言われている。(東京には)明治維新後、水戸藩士を中心にして茨城県
から多くの巡査がでたが、明治維新後の警察官が高圧的で無愛想という印象
の一因には、敬語未発達地域出身の巡査が増えたことにもあるようだ】
敬語未発達とは何だか可笑しい。そう言えば、昔会社にいたFは北関東の出身。
彼は誰にでも「そうだんねー」と相槌。普通なら「そうですね」というべき相手
にでも「そうだんねー」で済ましていた。当時それが少し気になっていたが、
それなら仕方がない。敬語未発達地域の出身だった。
人のことはさておき、自分の出身地<福島県民>を見る。
【一徹で正直だが生き方が不器用。責任感が強いが自己宣伝は下手。情に厚く
正義感が強い。思いこんだら頑固一徹。いまだに長州を許さない】
言うなれば柔軟性に欠けるということ。偏屈で、つきあいにくそうな県民性。
それに執念深い。これから何百年経っても「許さない」と言っていそう。
いまだに「ならぬものはならぬ」は会津なのだ。
さてこうなると、最後は官軍長州藩の<山口県民>。
【長州あっての日本というプライド。自己顕示が激しくて議論好き。上昇指向を
もつが、何事も自己流で押し通そうとする。おだてられると力以上のものを発揮
するが、口うるさいので職場で孤立しがち】
これを見てパッと思い浮かぶのが「あの人」。もちろん、どこの県でもそうだが、
すべての人が同じ<県民性>であるはずがない。ところが、「あの人」だけは
これにピッタリだ。それにしても、やりたい放題でも、どういうわけかいまだに
「孤立」しないのが不思議・・・
「It Wasn't Got Who Made Honky Tonk Angels」
ハンク・トンプソンThe Wild Side of Lifeのアンサーソング。
キティ・ウェルスが唄ってNo.1ヒットになりました。
ここでは三人の女性シンガーで。いずれも個性的ですね。
2015.5.9