<Walkin’Back ライブの告知です>
場所 笹塚リバティベル
日時 12月21日(水) 夜7時30分演奏開始
今年最後の演奏、よろしくお願いいたします。
昔の話。会議が終わったお昼時、みんなで蕎麦屋に行くことになった。ところが、H君だけが「蕎麦はどうも・・・」と渋る。蕎麦が嫌いなのだろうか? それでも付き合いも大切。何とか連れ出そうとした。すると「蕎麦アレルギーなんです」とH君。
当時、今ほど知られてなかったアレルギー。蕎麦にもアレルギーがあるとはその時初めて知った。本人によると、かなりつらい症状が出るらしい。そこで私が言った。「それなら、うどんにすれば?」。ということで、全員そろって、近くの「М屋」に行った。
翌朝、H君の顔を見て驚いた。唇が赤くはれ、まるで明太子。それに口の周り、鼻の下まで赤い。理由を訊くと、明太子をとがらせて「昨日の蕎麦屋です」とH君。確か、彼は蕎麦を食べなかったはず。そこで「うどんでもそうなるの?」と訊くと、「ゆで汁ですよ!」。
普段、蕎麦屋にはいかないH君。自分でも、まさか、うどんに付いた「ゆで汁」だけで、こんなにことになるとは夢にも思ってもいなかったようだ。私は、「それなら丼物にすればよかったのに」とは言ったものの、無理に蕎麦屋に誘ったのは失敗だったと反省した。
蕎麦が、重篤なアレルギー症状を引き起こしやすい食品だと知ったのは、ずっとあとになってからだ。今年の夏に、こんなニュースがあった。
「老舗の蕎麦屋が、蕎麦アレルギーで閉店」。
東京・内神田にある「満留賀」は、明治時代に創業した老舗の蕎麦屋。その四代目店主の竹本さんは、数年前から手が荒れてきたそうだ。そのうち手や肌の痛みがひどくなったので、医者に診てもらったところ、「生命に危険が及ぶ可能性がある」と指摘され、今年の夏、閉店を決断した。
何とも辛い話だ。飛散しやすいそば粉は、食べなくても、粉が鼻から入り込んでアレルギーを引き起こすという。それも、少量で、アナフィラキシーショックという激しい症状を引き起こすので怖い。もし、あの時H君に、無理やり蕎麦を食べさせていたら、大変なことになっていたかもしれない。
先日の夕刊に「卵アレルギー、生後6ヵ月から食べると発症8割減」という記事があった。発表したのは国立成育医療研究センター。子供のころから、少しずつ耐性をつけ発症を防ぐ方法のようだ。これなら、アレルギーを引き起こすほかの食品にも応用できるかもしれない。
パッツィーは「生ガキ」、私は「しめ鯖」がダメだ。いずれも好物なのだが、それぞれ一度ひどい目にあった。それ以来、何度か挑戦したが、結局体が受け付けない。この卵の記事を読んで、もしかしてしめ鯖も少しず食べればと一瞬思ったが・・・やっぱり無理ですね。
「I Thought I Heard You Calling My Name」
アップしてから、この曲は二度目だと気が付いた。
それでも好きな曲なので・・・
ポーター・ワゴナー1957年に11位になりました。
2016.12.12