<Walkin’ Back ライブのお知らせです>
会場 笹塚「リバティベル」
日時 2月22日(水) 19時30分 演奏スタート
よろしくお願いいたします。Don & Patsy
久しぶりに歯医者に行ってふと思った。「歯医者さんは、自分の歯を自分で治療するのだろうか?」。そのとき先生に訊いてみたかったが思いとどまり、家に戻って、歯医者さんが書いたブログを見てみた。するとあった。
講演会のときだと思うが、「歯医者さんが虫歯になったらどうするんですか?」という質問が出たそうだ。すると、先生は「歯医者さんに行きます」と答えた。ワッと受けたそうだ。確かに、何だか可笑しくなる光景だ。
こんな感じかもしれない。歯が痛くなった歯医者が、別の歯医者に電話をして予約を取ろうとする。希望日を言うのだが、「その日は空いていません」、次の日も「あいにく満員です」とダメ。何とか予約が取れて歯医者はつぶやく。「うちなら、すぐ取れるのに・・・」
やっと取れた予約、早めに到着する。受付で「保険証は?」と訊かれ、慌ててカバンの中を探し回り、ようやく見つけた保険証を受付に出す。すると、問診票とボールペンを渡され「書いてください」。面倒くさいけど仕方がない。イスに座って書き始める。
「勤務先・社名」のところいきなり考え込む。迷った末に「〇〇歯科医院」ではなく、「自営」とだけ書いた。次の質問「当院をお選びいただいた理由?」には、「保険内でやってくれそう」だから選んだのだが、「職場から近いから」に〇をした。
「どうなさいましたか」では、「歯が痛い」に〇。次の「どこが痛みますか」には「左下側」に〇。「痛みはいつからですか」では、しばし記憶をたどり、「いままで大きな病気をしたことはありますか」では、盲腸は大きな病気なのだろうか?と悩む。
「かかりつけの病院はありますか」では、「ない」に〇。「薬を飲んでいますか」には、「はい」に〇をつけ、薬名には「三共胃腸薬」と正直に書く。次は「一日に歯を磨くのは」という質問。本当は朝と夜の「二回」だが、必ず注意されると思い「三回」と書いた。
「タバコは喫いますか」では、先月から禁煙したので、「いいえ」に大きな〇。「治療について」の質問では、「この機会に悪いところは全部直したい」にするか、それとも「痛いところだけ直したい」にするのかを真剣に考え込み、今回は「痛いところだけ」にしようと決める。
問診票を書き終えても順番がこない。本でも読もうと本棚を見ると、小難しい専門書のほかには「婦人雑誌」と「絵本」しかない。しかたなく「オレンジページ」を開き、料理をしたこともないのに「ハンバーグの作り方」を眺めながら、自分の番が来るのを待つ。
ようやく「〇〇さーん」と呼ばれ、「ハイ」と元気よく返事して診察室に入る。先生から「今日はどうしました?」訊かれ、「その問診票に書いてあるだろう」と思ったが、自分も患者さんに同じことをしているので、「歯が痛いです」と素直に答える。
レントゲン室に連れていかれ、「被曝」を心配する。診察台に戻ると「お口を、もっと大きく開けてください。もっとです!」と何度も注意される。自分ではこんなに開けているのに・・・ようやく無事に治療が終わり、「よく我慢しましたね」とほめられて、つい嬉しくなる。
勝手な想像をここまで書いて、最後に疑問が残った。「歯医者にいつ行くのだろう?」。休診日は、どこでも木曜日と日曜日のようだ。すると、自分の医院は「臨時休診」にするしかない。休診の理由はどうしよう? まさか、張り紙に「歯医者に行くため、明日の午前中は休診に」とは書けないし・・・
「The Tips of My Finger」
ビル・アンダーソンの名作。自身の唄で7位にランクイン。
ロイ・クラークでは10位。ジェーン・シェパードでは16位。
このエディ・アーノルド盤は3位でした。
2017.2.15