この曲はWalkin' Back結成初期から歌い続けている相棒パッツィーの愛唱歌。
彼女は、女性カントリーシンガーを集めたオムニバスCDの中にあった
リン・アンダーソンの歌うCry(ライブ盤)に一発でノックアウトされたようだ。
原曲はプレスリーより一足先に世に出たJohnnie Ray。
彼は12歳のとき事故で右耳の聴力を失いながら、19歳からナイトクラブで
ピアノの弾き語りをして生計を立てる。
そして24歳で念願のレコードデビューを果たし、
同年このCryをヒットさせ一躍スターに。
ちなみにJohnnie Rayの最後のヒットは、
あまりにも有名なJust Walking In The Rain(雨に歩けば)
彼が24歳のときであったが、晩年には左の聴力も失い、
失意のうちに死去したという。
「もし恋人からサヨナラの手紙をもらったら、思い切り泣きなさい。
今は雲に隠れているけど、太陽は必ずあなたを照らしてくれるでしょう・・・」
何度ステージで演奏しても飽きのこない曲があり、
幾度となく音源を聴きこんでも、そのたびに暖かさに包まれたり、
初めて聴いたときの感動がよみがえってくるような唄がある。
カントリーソングには、そんな唄がたくさんあって・・・
私にとってその中の一つがこの「Cry」だ。名曲だと思う。
2011/12/29
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1年前の写真です。
歌っているのは山梨在住のシンガー渡辺さんで、
彼はザ・ロデオ・カウボーイズという本格カントリーバンドのリーダーです。
曲は、昔Buck Owens で大ヒットしたI've Got A Tiger By The Tail。
当時の邦題は確か「じゃじゃ馬娘」だったと・・・
でも、この言葉もいまでは死語?普段あまり耳にしなくなりましたね。
この曲にはちょっとした思い出があります。
40年ほど前のこと。新宿で「ウェスタン」という小さなバーを見つけ、
洒落たスイングドアを押してパッツィーと入ってみると、突然この曲が。
それも私たちが入ってくるのを待っていたかのように、
♪「I've Got A…」と頭出しでBuck Owens の声が・・・
うれしくなって、それからは何度もその店に通いました。
話を戻して、ロデオさん。
この日は比較的新しいDaryle Singletaryのバージョンでした。
パッツィーとのコーラスもバッチリgood!
バックのエレキとスチールの呼吸も絶妙で、最高の出来でした!
この日は甲府から青梅まで駆けつけてくれましたが、
来年の1月には「新春所沢カントリー」のステージで、
ロデオさんの雄姿が見られます。乞うご期待!
2011/12/27
これがJohnny Cachのヒット曲Big River
学生時代在籍したカントリーバンド名がBig River。
もちろんステージでのスタートはこの曲と決まっていた。
当時は、他校のスチールギンギンのテーマと比べ地味だなと思っていたが、
いま、こうして改めて聞いてみるとシンプルさが逆に新鮮。
まあ、懐かしさもあってのことだろうが・・・。
とにかく私のカントリー人生の始まりに、この曲があったことは事実である。
ダカダカダンダーン♪ ダカダカダンダーン♪
・・・難しい唄だけど、いつかステージで歌ってみようかな?
2011/12/26
VIDEO
いつも私たちのライブで歌ってくれる澤田さん。
クラシックなカントリーソングが大好きで、英語にとても堪能なかた。
バック陣には毎回新曲の宿題がでますが、
選んでくれるのは「昔聞いた、いい曲」ばかり!
この写真は今年の12月のゲストコーナー。
Geoge Jonesの初期のヒット曲「She Think I Still Care」を、
スチールのウッチーのコーラス入りで情感豊かに熱唱してくれました。
名曲は色あせませんね。
ちなみに、マイクスタンドに掛けられたタオル。
これは加湿器の代わりに少しでも歌手のノドを潤そうというという魂胆。
冬は乾燥しますからね。
でも写真で良く見ると・・・ビジュアル的には失敗。反省です
2011/12/26
派手な星条旗のシャツを着ているのが、
Walkin' Back の準構成員ともいうべきフィドラーのグレート陶山さん。
写真は2011年の1月所沢並木ホールでの雄姿!
このときの演奏曲は、彼のお得意のOrange Blossom Special でした。
でも、ギターのケニー塚本氏がなぜか心配そうに見つめて・・・
ン、思い出しました!
あの時、音響の返しが不調だったのか、フィドルの音が演奏者に
良く聞き取れなかった・・・だからベースのパッツィーも困り顔。
早弾きが特徴のこの曲、サイドでリズムを刻んでいた私も少し戸惑いました。
でも結果オーライ。会場からは、たくさんの拍手をいただきました!
2011/12/25